この記事で寄り添うお悩み
- モラハラ発言ってどんな言葉?
- モラハラ発言を聞きすぎるとどうなる?
- モラハラにあたる言葉を言われた時はどう対策すればいいの?
モラハラ夫や妻は、相手を傷つけるような発言、相手を卑下するようなセリフを平気で投げかけてきます。
この記事を見ている方の中にも、パートナーの発言で傷ついている方がたくさんいるでしょう。
モラハラ加害者がどのような発言をしてしまうのかを事前に知っておくと、上手に対処できるようになります。
そこでこの記事では、モラハラ夫や妻の発言例あるあるを一覧形式で紹介していきますので、ぜひご覧ください。
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モラハラ発言例6選【妻から夫編】
まずは、モラハラ妻が夫によく言う発言例から詳しく解説していきます。
なんでそんなこともわからないの?
妻に質問をした時、あるいは妻からの質問に答えられなかった時、
「そんなこともわからないの?」
「常識じゃん」
「本当にダメな人ね」
というような回答をされた経験はありませんか?
これは、相手をバカにする発言に他なりませんので、間違いなくモラハラと言えます。
このような言葉を真に受けてしまうと、「自分は本当にダメな人間だ」「男なのに無知すぎる」と感じてしまうでしょう。
どんどんとネガティブ思考になっていきますので注意が必要です。
常識だよこんなこと
モラハラ妻は、自分の考えや知識が絶対に正しいという考えを持っている場合が多いです。
そのため、夫の中での常識や考え方に対して、「そんなわけないでしょ、常識知らないの?」「常識だよそれくらい」と反論してきます。
相手の考えや意見に反対するのは全く問題ありませんが、「常識でしょ」という言葉がついてしまうと、モラハラになってしまう場合があるのです。
男のくせに
モラハラ妻の中には、「男のくせに」という言葉を多用する方もいます。
このような発言をする妻は、
- 夫より自分の方が上
- 男ならなんでもできる
と思ってしまっている傾向があります。
捉え方によっては、男女差別発言とも取れますし、いくら家族間であったとしても許されない発言ですので真に受けないようにしましょう。
使えない男だね
夫に対して、「使えない男だね」と言ってくるモラハラ妻もいます。
上述した「男のくせに」という発言と非常に似ていて、夫を下に見ている妻や、道具として考えている妻がよく言う言葉です。
今後も、妻にとって都合よく使われる可能性を示唆する言葉になります。
私に指図しないで
「私に指図しないで」という発言をする妻は、間違いなく夫を見下しています。
指図というのは、上の人間が下の人間に行う行為を指します。
このような言葉を頻繁に投げかけられる場合、夫婦のパワーバランスが崩れてしまっている可能性が高いです。
あなたと結婚してあげたんだから
最後は、「あなたと結婚してあげたんだから」という発言です。
言うまでもありませんが、このような言葉を使う妻は、夫を全く尊敬していません。
「嫌々結婚した」「しょうがなく結婚した」「だからあなたは私の言うことを聞きなさい」これが奥さんの本心でしょう。
これは、夫婦のパワーバランスが崩れているというよりも、相手の考えが勝手に暴走してしまっていると言えます。
モラハラ発言例6選【夫から妻編】
では次に、モラハラ夫が妻によく言う発言例について詳しく解説していきます。
俺が働いているから飯が食えているんだぞ
「俺が働いているから飯が食えているんだぞ」
ドラマでよく耳にする発言ですが、現実世界でもこのようなセリフを吐き捨てる男性はたくさんいます。
また、
「俺は一生懸命働いているんだから、ちょっとくらい感謝があってもいいだろ!」
「お前はいいよな、何もせずにダラダラ生活できて」
という言葉を妻に投げかけてしまう男性もいます。
ほとんどの場合、妻を下に見ている、あるいは妻は何もしていないと考えている場合が多く、妻に対する尊敬はほぼ無いに等しいです。
飯は?
続いては、「飯は?」という言葉です。
この言葉だけでモラハラかどうかを判断することはできませんが、モラハラ気質の夫は、このような言葉を多用する傾向にあります。
なぜなら、
- ご飯を作ってもらって当たり前
- ご飯を作るのがお前の仕事
- 頑張っている俺に対してうまい飯を作れ
という考えになっているからです。
モラハラのない健全な夫婦でも、「今日のご飯は何?」「俺の分のご飯ある?」という会話が出ることもありますので、モラハラかどうかの判断は非常に難しいところではあります。
しかし、妻に対する気配りや感謝の気持ちが一切ない場合はモラハラと言えるでしょう。
女なんだから
続いては、「女なんだから」という発言です。
これは、先ほど紹介した「男のくせに」という言葉と同じで、性差別用語と言えます。
このような発言をする夫は、「女性=○○」というような固定概念を持っている場合が多いです。
自分の理想や期待に応えてくれない場合に、
「女なのにそんなこともできないのか」
「女なんだからそれくらいやれよ」
という発言が出てきてしまいます。
俺の母親は
モラハラ夫の中には、自分のお母さんを基準に愛情を図ろうとする方もいます。
要するに、マザコン気質と言えるでしょう。
おかずが少なかったり、味が気に入らなかったりすると、
「俺のお母さんはもっとおかずを用意していたぞ」
「俺のお母さんはもう少し味を濃くしていた」
というように、自分の妻をお母さんに近づけようとしてくるのです。
他の奥さんを見習え
モラハラ夫の中には、知人や友人の奥さん、芸能人と自分の妻を比べようとする方もいます。
容姿や性格、考え方など、自分の妻が持っていないものを指摘し、
「お前も少しは見習ったらどうだ」
と言ってくるのです。
何様のつもりだ
最後は、「何様のつもりだ」という発言です。
一家の大黒柱という言葉の意味をはき違えてしまっている男性がよく言う言葉です。
このような発言をする夫は、
- 自分がこの家の中で一番偉い
- 自分が王様である
というように、自分の立場を勘違いしてしまっています。
信じられないかもしれませんが、自分の妻のことを「家政婦さん」と呼ぶ夫も一定数存在しているのです。
モラハラ発言を真に受けすぎるとどうなる?
では、モラハラ発言を真に受けすぎてしまうと、一体どうなってしまうのでしょうか。
洗脳される
モラハラ夫、あるいは妻の発言を真に受けすぎると、操られている状態に陥ります。
1度や2度であれば、「なんだと!」と反論したくなるかもしれませんが、これが毎回続くと、
- 俺はダメな男かもしれない
- 私は妻として失格なのかもしれない
と、相手の言動すべてが正しく思えてきてしまうのです。
モラハラによる洗脳というのは、非常に恐ろしく、一度はまってしまうと抜け出すのにかなりの時間がかかります。
また、モラハラ相手に依存してしまったり、モラハラ発言によって幸福感を得たりというような精神の異常が出てしまう場合もあるのです。
自分に自信がなくなる
モラハラ発言を真に受けすぎると、自分に対する自信がなくなります。
自分に対する自信がなくなると、何に対しても消極的になってしまいますので、人生における楽しみを見いだせなくなってしまう場合があります。
また、自分に自信がなくなると、「相手にいつ見放されるかわからない」という状態になり、自分がモラハラ気質になってしまうケースもあるのです。
精神疾患の原因になる
モラハラ発言を真に受けすぎると、どんどん自分の心が傷ついていきます。
中には気づいていない方もいますが、そのような心のない発言を耳にするたびに、少しずつ心はダメージを受けているのです。
このような状態を放置していると、うつになりやすくなります。
実際に、家庭でのモラハラやDVでうつを発症してしまっている方はたくさん見てきました。
このような状態になってしまうと、正常な精神状態に戻すまでにかなりの労力と時間がかかってしまいます。
また、モラハラ発言を平気でしてくるパートナーと生活を共にしている以上は、うつが改善しにくくなりますので注意が必要です。
モラハラにあたる言葉を言われた時の上手な3つの対策
最後に、モラハラにあたる言葉を言われた時の上手な3つの対策について、詳しく解説していきます。
モラハラであることをしっかりと伝える
モラハラ発言をされた場合、その発言がモラハラの特徴に該当するという事実をしっかりと伝えることが大切です。
中には、相手からのモラハラ発言に対して黙り込んでしまったりする方もいるでしょう。
しかし、これをやってしまうと相手の発言が更にヒートアップする傾向にあります。
なぜなら、「相手にダメージを与えられている」という実感が湧いてしまうからです。
聞き捨てならない言葉を耳にした場合は、たとえ口げんかになろうとも、自分の考えや気持ちをしっかりと伝えることが大切です。
怒る
優しい性格の夫、妻はモラハラ発言をされやすいです。
なぜなら、「何を言っても怒らないだろう」と、相手から舐められてしまっているからですね。
相手に勘違いをさせたままだと、モラハラ発言が収まりませんので、時にはしっかりと怒ることも大切になってきます。
いつも優しくニコニコしている夫や妻が怒れば、相手にもそれなりのダメージや気付きを与られます。
決して自分を責めない
相手からモラハラ発言をされたとき、自分を責めてしまう方もたくさんいるのですが、これは絶対にやめましょう。
相手から、
「お前は馬鹿だ」
「男のくせに」
「女なんだから」
と言われると、どうしてもそのような言葉が心に沁みついてしまいますが、できるだけ早く忘れることが大切です。
モラハラ発言例まとめ
モラハラ夫や妻というのは、相手のことを下に見ている傾向があります。
下に見ているが故に、バカにしたり、性差別的発言をしたりしてしまうのです。
しかし、今回紹介したような言葉を真に受けすぎてしまうと、健康な精神状態を維持できなくなってしまいます。
うつになってしまう場合もありますので、先ほど紹介した対処法を参考にしながら自分を守っていきましょう。
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